水辺

日記/雑感

雑感(2023.11.14)

Twitterを辞める準備を整える。辞めると言いつつも、映画の感想をつらつらと書く&情報収集用のアカウントを残して、普段使いのアカウントを消す。友人、友人の友人、知らない人たちの生活を垣間見るのが好きだったが、もはやそれに適したツールとは言えず、ついに限界が来たなと思った。辞めるならば、ブログをもっと雑に使おうと思う。内省は必要だ。雑感を書き残す場所も。

どんな出来事、事件が起こってもそれに対するたくさんの言及が視界に入る。誰でもだ。それらの言葉は正しくても間違ってても、正直どちらでもいい。問題はその言葉に宿る強さで、私はそれに当てられることが多い。厄介なのは正論を言ってる人に当てられることが多いということだ。心情は納得でも、精神的には苦しく、正しいと理解できてもそこに暴力性を感じることがある。正しい意見はもちろん正しい。それはわかる。言語化が難しいのだけど、勝手に落ち込んだ。

ふと『空白』を思い出した。あれは正当性の暴力を描いた映画だ。

他者と居る自信がしばらくなかった。この半年くらいは他者との関係性を考える機会がいくつかあった(そこには私を含まないものもあった)。人と人との関係性には当人同士にしかわからないものがあるというのが基本的なスタンスだが、それでも「さすがにそれはアウトでしょ」と思うことはある。話題のゴシップはそれだった。ただ、そうは思いつつも他者の関係性に口出しできる人たちの多さに辟易してしまった。ダメージも負った。言葉の強さだけが浮き彫りになった感じで、しかもそれは概ね正しい意見ばかりだった。ダメージを負った理由を挙げるならば、私が他者と居る自信があんまりないなと思っていたところに刺さったのだろうと思う。別に直接的な関連性はないのだが。自分でもあんまりわからない。

ただ、この自信に関しては嬉しい言葉をもらったこともあって回復の兆し。助けられている。