水辺

日記/雑感

日記(2023.11.22)

休日だが、職場へ。たまに私服で職場に行くと、印象の違いに触れられる。常連のお客さんに洋服を褒められたが、その様子を同僚と上司に見られた。気恥ずかしい。上司と映画の雑談をする。試写だか映画祭だかで観たらしい、ヨルゴス・ランティモス『哀れなるものたち』の感想を聞いた。年内の公開が間に合っていたら今年のベストだっただろうとのこと。期待が高まる。

SWITCHが『PERFECT DAYS』の特集。表紙は森山大道が撮影した役所さん。言わずもがな、役所さんを写した写真はかっこいいのだが、明暗をくっきりと捉えた風景写真に痺れる。東京のトイレを写した写真の大胆な構図、隅田川の水面を捉えた写真の彫刻刀で削ったような荒々しさ。共同脚本を務めた高崎卓馬のテキストも魅力的で、それに思うところがあって、久しぶりに雑誌を購入。

湯気ちゃんと合流。タイ料理のお店に行きたかったのだが、まさかのお休み。祝日前夜なので、酒気帯びの町はどこもかしこも浮ついた雰囲気だった。好きな居酒屋を覗くと、一度は断られたが、先客のご夫婦と思しき方たちが「もう出ますよ」と声をかけてくださる。ありがたい。アジのお刺身、ナスの田楽、舞茸の天ぷらなど。ホッピーが進む。帰宅後、SWITCHを読みつつ、晩酌の延長戦。

明け方、平日と勘違いしているiPhoneのアラームに叩き起こされるが、無事に二度寝